3月19日㈯ 誠に勝手ながら休ませていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

八ヶ岳高原のある場所に設置されている大きなホールクロック。二年前にオーバーホールしたのですが、昨年に続き今年も止まってしまいました。そのホールクロックは決まって二月なると止まります。何故か? 不思議に思いながら原因を探りました。
昨年の2月は文字盤を止めるネジが何故か緩んでいたのが原因でした。ネジが緩んだことで文字盤が浮き上がり、針とこすれて止まってしまう状態でした。今年は...昨年と同じかなと思いきや、ネジは緩んでいません。あちこち触る前によーく観察すると...解りました、止まりの原因!前回と同じく針が文字盤に触ることで止まってしまう様です。
何故触るのか?いろいろ考えて見ると見えてきました。それは木製の時計本体の乾燥による歪みが原因でした。頑丈な木でできた枠ですが、天然木ゆえに湿度変化には逆らえないようです。浮き上がった文字盤は湿度調整しか治す方法がないようですので、部屋の湿度を上げること、又は時計の中に水を入れたコップを置くなどの対策を提案しました。冬の乾燥やエアコンの乾燥などの条件が重なったことが止まりの原因だったとは、正直なところ驚きでした。とは言っても時計のご機嫌を取りながら時を刻んでもらうなんて楽しいですよね~ 手間はかかるかもしれませんが、機械時計ならではのゆったりした贅沢だと思います。

お客様がアメリカで買った思い出のタイマー、ゼンマイを巻いても動きません。止まりの原因は油切れですが分解掃除でカチカチいい音で動き出しました。50~60年代の品のようです。このタイマー、型は違いますが、映画バックトウザフューチャーの冒頭で登場するタイマーがこれです。ドクが飛び起きていましたっけ。




ゼンマイ式の味のある鉄腕アトム時計。背面のゼンマイを巻くと、コチコチ振り子が降り始めて可愛い時計です。何とも言えない哀愁というか思い出というか、幼いころのワクワク感が蘇る時計。オーバーホール完了です。



2022年、今年もよろしくお願いします。新型コロナウイルスの第6波が騒がれていますね。オミクロン株の影響がどこまで日常生活に影を落とすのか?まだ分からない事だらけで、不安は付きまといます。コロナが早く終息して、マスク生活にお別れしたいものです。そんなこととは無関係に、どっしりとたたずむ山々が私の心にエールを送ってくれる気がします...通勤途中の車窓より


お正月休みのお知らせです。12月31日(金)~1月3日㈪の間、休業させていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。皆様よいお年をお迎えください。
先日、小淵沢のリゾナーレ八ヶ岳のクリスマスを見に行ってきました。ワインボトルのクリスマスツリーの派手さを抑えた落ち着いた雰囲気の光の演出、見事でした。なかでも手作りステンドグラス風ボトルの大きなツリーは、一際輝いていましたよ!寒さ対策をしながらのお出掛けをお勧めします。



背丈以上ある大きさの置時計ですので修理も大変です。お客様の依頼を受けてからご自宅に伺い、必要な部分だけをお預かりして修理します。今回の修理はクオーツ式です。30年以上前に設置したこのタイプは基本的にはメーカー修理となります。当時のムーブメントはもう有りませんので違う機種を使っての改造修理となります。音が変わったり、設定の仕方が変わったりと仕様の変更が少しありますが、再び動き始めた時計を前にした時には様々な思い出がよみがえることでしょう。存在感のあるホールクロックですので、なおさらです。