文字盤オリジナルに戻す 一週間巻き修理

お蔵の中で眠っていた時計の修理です。当時は囲炉裏や竈の煤で黒くなって見づらい文字盤に上から紙を張って綺麗にする修理がよく行われていました。お客様のご要望は、アラビア数字の紙を剝がして元々あるローマ数字の文字盤に戻してほしいとのことでした。水でふやかしながら剝がすことが出来ました。が、やっぱり煤けて黒い文字盤は針が見づらいような気がします...でもこれはこれで良い感じですね!

慎重にはがしていきます。あと半分。
ローマ数字が綺麗です。
当時の姿に戻りました。

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