自動巻き腕時計の全盛時代(60~70年代)は、石の数で各々の時計の価値を競っていた時代がありました。石とは、歯車の軸などがはまる軸穴に使われる人口ルビーのことです。赤い色をしていますが、これを使うことにより部品の摩耗を最小限に防ぐことができ、精度も上がります。。今の時計のように裏蓋がガラスのスケルトンが無い時代、その綺麗な赤色は拝むことはできませんでしたが、文字盤に表示してある○○JEWELSの数の多さで時計自慢をしあった良き時代です。この間CITIZENの43石表示のムーブメントを発見!どこにこれだけの石数を使っているのか知りたくなり、裏蓋を開けて覗いてみたところ・・・ありました。
ローターの軸のベアリングがまっかっか\(^o^)/
コストダウンを考える必要が無かった高度成長期時代の時計(作品)です。こんな時代もあったんですよね~