水を扱うことが増えるこの季節は、時計に水が入ったという修理が多くなります。
水の入り具合や入ってからの経過時間、水の種類によってその時計の運命が変わります。
最悪パターンは、海水が入ったまま、ほったらかし・・・間違いなくあの世行きです。
昨日洗濯しちゃったなんていう場合は、ムーブを取り出して乾かせば何とかなるかもしれ
ませんが、保証はできません。
本当は分解掃除が必要です。見た目は乾いていても一度水が入ると、何かしらダメージを
うけてしまいます。例えば下の写真です。これは、すぐに乾かして様子を見ていた時計で
すが、ついに止まってしまいました。文字盤を外した状態のさびの様子です。
時計の防水性能を過信することなく気を付けましょう!